2021-07-22

カンナ

   この前、道端で見たのもカンナ?
   今日は風は強めに吹いていて、...その分、涼しいかというと全くそんな事はなく。 この夏で今日が一番暑いンじゃないかと感じる。 昨夜は街路灯に照らされて勘違いしたのか、夜通し鳴いてたアブラゼミが1匹。 今日は職場の閉じられた窓越しに、同じくジージーとアブラゼミの鳴き声がする。 ちょと外に出ると時折ミンミンゼミも。 アブラゼミとニイニイゼミばかりの大合唱のなか、ミンミンゼミの鳴き声に典型的な夏の風景を思うのか、ふと我に返らせられ、リセットされた五感から空気や風や青空やらクルマ・電車の騒音やら葉の緑やらと、そこであらためて急速に「夏」を感じ始める。
   セミは、主に「鼓膜」や「発振膜」と呼ばれる器官に繋がった筋肉を秒100回程度振動させて音を作り、それをお腹にある空洞部分に共鳴させて大きな「鳴き声」を出しているらしい。 どう見ても呼吸していなさそうな口、エラのようなものもなく、エラい不憫な思いをして鳴いているンじゃないかと心配だったが、まぁ安心。 よかったよかった。 あと10日もするとヒグラシが鳴き始める季節。
   昨日の夕方は空気が少しカラっとして、風に吹かれて秋のようにシューシューとシャープに棚引く雲が出ていた。 日差しもずいぶんオレンジ色に傾いて見えて秋の様相だった。 実際にあと半月弱で「立秋」。 この日を越えると、急速に陽光の強さと色が変化してくる。 今の暑さからは想像し難いのも事実だけど、もう「秋」の風景が間近にあるのも「遠からず」。
   秋本番は、9月上旬の大雨(夕立のような)以降だろうけど。