2024-10-17

りんごの花

   ひと房だけど、りんごの花が咲いていた。 そして貴重な花の蜜を求めてかアリとアブラムシがぽつぽつと。 この時期の花は、香りと言ってもそう強くなさそうだし、よくこの小さな地点をめがけてアリもアブラムシも辿り着いたモンだと感心。 それにしてもだいぶ弱った木だった。 幹の途中に大小の穴が幾つかあって、太めの枝は朽ちて1-2本が切り取られていた。 おそらくカミキリムシに入られ、そこに雨水や雑菌が入って腐ってしまったのだろう。 りんごの実の香りの強さを思うと、木ももしかしたら甘い匂いがするのかも。 バラ科のなかでもりんごって、育てるの大変そう。

2024-10-16

秋のライラック

   10月に入って咲き出したライラック。 寒い地域の植物だと思った。 北海道では「ライラック」という名前の特急電車があって、そのヘッド・マークと寒冷地仕様だったか少し変わったデザインと塗装がちょっとお気に入りだった。 「781系」だったか前面に、ド根性ガエルに出てくるゴローの目の辺りのように赤い帯がある。 初期型は「485系」?
   北海道と同じくらいの緯度だと思うが、アメリカのオレゴン州、ニュー・ヨーク州で見かけたライラックは4月20日頃、30日頃に見ごろだった。 日本の小振りな花と房とは違って大降りな花と房、色も紫のみではなくピンクや赤っぽい花もあり木も大柄。 さすがに地植えでは今の時期に咲くとは思えないが、見に行ってみたい気も。

2024-10-15

だんだん暗く

   紫金山彗星、太陽の周りを回り、折り返し地点を過ぎてどんどん遠ざかってゆく。 日に日に急速に光度が落ちるとは聞いていたが、肉眼で見えていた一昨日と比べると、今日はカメラで覗いて見ないと位置を確認できず、こんなにも? と思うほどの差は 2等級分くらいは暗くなっていそう。 今日は快晴との予報通りとは行かず雲の多い夕方となった。 昨日も今日も湿度が高めで、空にうっすらとモヤの掛ったような夕空だった。 とは言えこれだけ明るくなった彗星、光害のない好条件でクッキリ写せた人も多かったことだろう。 次に来る彗星 - C/2024 S1 ATLASはどうやら南半球で好条件となる見込みらしい。 北半球でも明け方に見えるようになるのは11月上旬とそう遠くなく、そろそろ実際に近い予想が多々出てくるのだろう。

2024-10-14

団栗色

   つい昨日、季節についてあれこれが載っているウェブ・サイトを見ていて、秋にまつわる色のあれこれを見ていた。 午前中、何か面白いものあるかなぁとプチ散歩をしていたら、東京都心の水瓶の貯水池から多摩地域の端っこ --- 都心との間っコあたり迄のかつての水路跡と思われる「自転車道」を歩いていたら、その脇の歩道の脇のケヤキの切り株に、たくさんのドングリはじめ、カラスウリやホオズキや柿やマツボックリが並べられていた。 秋の始め頃の公園には、時々小さな子供が集めたと思われる木の実や落ち葉が並べられていて、それを見て木々を見上げ季節を再認識することがある。 それこそウェブ・サイトに載っていた色の様々。 「団栗色」「照柿色」「紅柿色」「渋紙色」「栗梅茶」「柿渋色」... 黄色から焦げ茶色にかけてのグラデーションが言葉になっている --- と、何か面白かった。

2024-10-13

見えた

   なかなか手が空かず、ようやく18時頃に約10分で窓の外を探して肉眼で見つけられた。 その状況なので撮影は手持ちで何枚か。 後で思ったのは、手持ちでも連射しておいたら後で合成できたのかも? と。 明日の夕方は曇りなので明後日、また撮りに行ってみようか。 噂になって約1年半。 近日点を通っても核が崩壊せずに予想されてた通りに1等星くらい。 そして新たに見つかった? C/2024 S1 ATLASがすぐ下、地平線の下に。 そちらも11月上旬の早朝に東の空に昇る。 日の出が遅い分、空気が乾燥しているだろう分、撮影条件は有利。 夕方も見えるんだろうな。 調べてないけど。

   一応データは: ISO 800 F2.8 1/8sec.

2024-10-12

給湯室

   日中、外出できず。 で、昨日の夕方に気になった給湯室の一角を。 F2.8くらいだったか、今日もPlanar 1.4/50mmを持って出ようと思っていたところ、ちょっとボディの関係でDistagon 1.4/35mmに。 Planarだったらどんな風なボケになっただろう? と想像しつつ、今日はこっちで良かったかもと思い、Sonnarの溶けるようなボケ味にも懐かしく思いを馳せ。 Sonnarは1本だけ、2.8/90mmがあったっけ。 明後日あたりからそれにしてみようかな。 明日は... また35mmかな。
   この頃気になるのが、Summicron-M 28mm F2 Asph. の、自分にとっての中途半端さ。 周辺光量落ちと場合によっては周辺の色被り、線が非常に繊細で、静寂を切り取るには比類なく最適だけど、絵作りの感性と腕が追い付かず。 このレンズ、なんだかんだとM型ライカに付けてこそ味方をしてくれる感じはする。 ライカ SL用のレンズには28mmがライン・アップされているがほぼ80万円とかなり高価。 そこまでは.. 使用頻度を思うとソニー FE 28mm F2.0+ソニー a7SIIでもいいかなと思ってみたり。 で、今いちばん気になるのはなぜかMマウントの、以前に使っていたCarl Zeiss T* Biogon 2.8/28mm ZM。 でもたしかこのレンズ、ソニー a7シリーズでは周辺の色被りがけっこう出たような記憶。 CONTAX G T* Biogon 2.8/28mmも素では周辺光量落ちと色被りがけっこう出るようだし。 となると気になるのはCONTAX Carl Zeiss T* Distagon 2.8/28mm。 なんかこれ前にも書いたような気がする。 ...何度か。 28mmは案外どのメーカーも程よく中庸な性能のライン・アップが見当たらなくてこうした古めのレンズも候補に入ってしまう。 気分的にはAi-SでもないしFDでもEFでもないし、MDとMLとPENTAX-M/Aはちょっとありだけど、まずはZeissに偏る。 その他にもフォクトレンダーのNokton Vintage Line 28mm F1.5 VM と Color-Skopar 28mm F2.8 VM が気になっていて前者は今年のcp+で試写させていただき好印象だった。 後者は以前にあったColor-Skopar 28mm F3.5の高画質化した後継モデルという辺りか。 Mapレンタルとかで借りてみるか? 両者たぶんちょっと暖色系。 暖色系と言えば、言えば、... たしかSuper-TAKUMAR 28mm F3.5 の絞りピンが抜け落てしまった個体を持っていたハズだけど、どこ行っちゃったかな。 M42マウント->Eマウントの変換アダプターもあるし、あれがいいンじゃないかな、いま。

2024-10-11

ローカル・ガチャ

   ローカル? "ご当地"? な、ガチャ。 富士重工の城下町と言われた街のシンボリックな存在。 Subaru 360とショッピング・モールのキー・ホルダー。

   今日は久しぶりに青空が広がった。 あ! と思って、早朝、東の空の低空が見える処に行ったが紫金山/ATLAS彗星は見えず。 彗星の位置を表示するアプリを東の空にかざすと、彗星は太陽のすぐ近く、地平線の15°くらい下の方に。 太陽に近すぎて見える見込みナシ。 画面に表示された彗星は、ちょうど太陽の周りをグルっと折り返しているように見えるが、太陽に最も接近する「近日点」はいつだっけ? 14日頃以降、数日間は夕方の西の空低くに見えてくるのに期待しよう。 天気ももしかしたら。
   今日の午後はアブラゼミが鳴いていた。 クルマの温度計は24℃。

2024-10-10

やや奥まって

   細い側道へ普段と反対方向から入って行って初めて見る景色。 この界隈は旧い町で、まだ古い建物が点在。 こうした3-4軒が繋がっている建物もちらほら見かける。 この界隈、もう一歩踏み入ってみようか。

2024-10-09

初夏の花

   数年前なら「初夏に咲く花」だったのだけど、最近は、クレマチスは5月頃に何となく咲いて、その後は花をつけられずに夏の暑さを何とか乗り切って秋に頑張って開花。 ライラックは初夏にしっかり咲いて、夏の終わり頃にものすごい疲労感を訴えるように葉の殆どが薄茶色になり、そろそろ冬支度かと思う頃にまた開花する。 その時期はさすがに両方とも花はやや弱々しいものの、秋に思いがけずのライラックの香りが漂ってくる。 「いまキュウリとナスが生ってる」っていう話も聞いた。 こちらも初夏から7月中くらいがシーズン。 そして今日は職場で「太陽の軸がズレてる」っていう話で軽い盛り上がり。 Youtubeにもぽつぽつとそうした話題を見かける。 案外そう思っている人がいるんだなぁと、ならそろそろ、「傾きは23.4度じゃない」とか、「軸の中心が南極点・北極点ではなくなっている」とか具体的な話を目にする日もそう遠くないのでは? 等々を思う。

2024-10-08

雨降り

   ちょうどいちばん降りの強い時間に外に出たらしい。 夜まで外に出れなかった今日、何を撮ろうかと考えながら片手はハンドル、片手にカメラ。 せっかくPlanar 1.4/50mm付けてるのに開放絞りで遊ぶ余裕がいまひとつ... あ、信号アオ。

2024-10-07

解体の一歩

   昨夜、囲いが出来て3ヶ月ほどかと思っていたところ。 この近くの信金に用事があって通りかかると、ちょうど商店街の看板を取り外していそうなところだった。 囲いも高くなっていていよいよ工事が始まりそうな雰囲気が強くなっていた。 遭遇したのは看板を照らす照明器具の取り外し。 昇降機で照明の高さまで上がり、工具の音がして1つ外され、さて立ち去ろうとしたら背後で「パーン」と破裂音。 外した照明器具は地面に放ったっぽい。 建物に囲まれた場所で、破裂音は四方からの反射も大きく聞こえた。 15年ほど前? にはこの一角にちょっとおしゃれな感じのスーパー紀ノ国屋があり、その後には自然食品のお店となりそれも2020年に閉店。 かつて昼頃や夕方の紀ノ国屋はけっこう賑わっていた。 商店街に名前が付いて看板が付いたのはいつ頃だったのだろうか? その工事に、この照明器具が梱包を解かれて袋から出され、看板の上に取り付けられ、配線されて、日が暮れて灯りが点き、という日があったことを想像した。

2024-10-06

線路脇で

   夏の余韻漂う日暮れ後のオシロイバナ。 花の香りはだいぶ弱く、ホントは白花に細かい濃いピンクのサシ模様のはずが、ある年に白花に、その後にピンクが戻ってきたかと思ったら花全体がうっすらピンク。 最も夏の余韻を感じるのは、撮っている間にがっちり痒みを残して飛び去った蚊。 チクチク痛いような痒み。 直径1cmを越えてプクリ。 昨日・今日と20℃前後で、明日は28℃の予報。 波打ち際のような揺り返す余韻。

2024-10-05

届いた

   2週間ほど前だったかここに来た時はまだ真夏の暑さで、このツルがジョウロをめがけて伸びているように見えた。 あと1mでジョウロという辺り。 ジョウロは空っぽだろうけど、水を求めて伸びて見えるところが何だか応援対象。 もちろん上の方には根っこがあって、プランターに植えられて水やりをする人もいるので特には心配ご無用なのだけど。 きょうは届いた記念撮影を。

2024-10-04

屋根

   朝は雨、午後はうっすら晴れ。 弱い影が出て秋の感じ。 朝はちょっと肌寒かったが午後はけっこう蒸した。

   先月に取り壊しが始まった小さなレストラン、restaurant JIROは、工事の囲いも取れて更地になっていた。 50年の歴史を持つこうしたお店、店主は80歳前後の処がほとんど。 この更地はまた集合住宅にでもなるのか、現役のお店も代替わりがなければいずれ同じようになるのか。 ほんのここ5-6年だけどこうしたお店を訪れるのが面白く、何よりそうした店主の昔話は街の歴史そのものでもあり、ある意味過渡期である今を通ってまた街が変化する様子を、過去はもう撮れないけれど時間の流れのなかに垣間見るような感覚が面白く。

2024-10-03

街明かり

   意外に街明かりが強くて、時々この近辺で星を撮ったのだけどよほど明るい星でないとなかなか絵になるような写りにはならない。 星を目立たせるためにF1.4やF2と明るいレンズを使ってなるべく開放近くで撮りたいところ。 実際には少し絞らないと空が必要以上に明るく写ってしまうのでF4辺りで撮ることが多かったと思う。 もしかしたら敢えて明るいレンズで明るく撮ってRAW現像で空を暗く落とすと星が浮き上がってくる? 色々とやってみているこの頃。
   一昨日は朝4:30頃から東の空に昇る紫金山/ATLAS彗星を撮ろうと4階の階段の踊り場で構えていたが、残念ながら東の低空には雲が広がって全く見えなかった。 今度は10月14-17日頃の、日の入り直後の西の空かな。 前回のネオ・ワイズ彗星といい、天気が...。
   ちなみに、今日は雨。

2024-10-02

水始涸(みずはじめてかる)

   さっきまで青空に少しの夕焼けだったのが、ほんの30分ほどで夜。 飛んでくる飛行機も、僅かに機影は見えるもののライトがあるからその位置がわかるという暗さで機種は音で判別。 急速に暗くなってゆく夕刻の様子に秋の深まりを思う。 今日はちょっと久しぶりに30℃。 気温のわりに風は涼しく湿気は少なく、真夏の暑さを思い返すと随分と季節が進んだと思う。 台風だ秋雨前線だと聞くが「水始涸」と言われればそういう気がしてくる。 いあ接近中の台風は、再び能登に大雨をもたらすと言われている。 大事ないといいが。

2024-10-01

開店準備中

   「この9月1日で56年目に」とママさん。 ロング・ランのラーメン屋さん。 色々な事に興味を持たれる方で、以前にはドラムやボクシングなどもされていたとか。 写真も好きで、お店のメニュー写真はご自身でiPadを使って撮ったのだとiPadに入っているそれらの写真を見せていただいた。 その他、お客さんから戴いたというお店の写真のこと、つい最近テレビのロケハンで来店された方のお話なども。 ここへは去年に2度来店、今年は未だ。 また近く食べに行くか。