温風至
二十四節気の「小暑」の初候、七十二節気の「温風至」(あつかぜいたる)が今日あたりらしい。 関東ではあまり聞いたことがないように思うが、梅雨に入った頃に黒い雲を連れてくる南からの熱い風を「黒南風」(くろはえ)というらしい。 気温は26℃ほどと、日の照る暑さからすればずいぶんと大人しいものの、辺りの暑さがじとっと纏わりついてきて「黒南風」という語感はなかなか似合う。 暦通りの温い微風のなか、アジサイっていつ頃まで咲いてたっけ? と思いつつ、たまに桔梗を見つけて「7月」の到来を実感し。 どことなく今年は、梅雨が明けても強めの湿気が残り続けそうな雰囲気を感じつつ。 これから大暑を越え、ひと月後には早くも立秋。 そう考えてみると...、「夏本番」って、わりと短いンだったっけ?