地下道のあたり
ここにはかつて踏切があったンじゃないだろうか。 何年か前から気になっていて未だに調べていないこの場所、妙に気になる。 いまはどちらかというと街外れ風で人通りはさほどない。 の割になぜか印象としては賑やかさを思う。 目に見えない何かが闊歩しているのか? この通りは、隣町へと続く橋から来て甲州街道を渡って町の中心付近を抜けて更なる隣町へと続くかつての道だと思うと色々と合点が行く。 この地下道の場所に踏切があれば直線的に南北が繋がって見える。 その町なかの1kmほどの間は、栄えた商店街の形跡も散見される。 踏切が無くなったのは40-50年ほど前だろう。 その頃までの人々の往来の活気が地面に残っているような、そうした想像をしての今日。 日射しもちょうど昼過ぎはストレートに通りを照らすので、ナナメや東西方向、南北でも建物に囲まれた他の通りとは違って明るい感じもある。 そしてこの地下道の入口に向いてその背後50mほどにある、やや大きくナナメに交わる変則的な十字路の形のためかどことなく広場のような雰囲気を思う。 何か特別なものがあるわけでもないのだけど、なぜか何だか気になる一角。