2025-01-14

コンクリート塀

   この街を歩くのは大抵は午後なのだけど、今日は珍しく午前中に外出。 南東からの日射しに慣れていないためか、普段の南西-西南西からの日当たりとは大きく異なる風景に戸惑いながらの街歩き。 通りの多くは陰になっていて、夏ならもう少しいろいろなものが照らし出されているだろうにと思いながら。 幅の広い歩行者/自転車用通路に沿って建っている商業施設では、通りに面してお店が並び、それらが表に並べた椅子やテーブル、細身の街路樹などが影が面白かったのだけど、通りの全体像が写し込めるでもなく記録写真とするにも中途半端。 これにしようかと目に入ったのがそれほど遠くない年月のなかで無くなりそうなコンクリートの塀。 小さく空いた穴は扇形だったり富士山形だったりと数種類がまだ市内に点在。 一時は穴開きブロックを「アナァーキーだ!」とやや興奮気味に探した時期もあったけど、ブロックだけでなく街の風景として撮るには割ける時間が案外なく最近は進捗なし。