時計屋さん
今日のシネマ通り商店街、大半のお店が閉まっていた。 この時計屋さんは通りの最も奥と言ってもよい位置にある。 この界隈は写真を撮りに時折足を運ぶのだけど、通りの途中で引き返すのと奥までとではかかる時間に案外差が出るので、時計屋さんまで来るのは稀。 その分もあるのか、このショー・ウィンドウに飾られた腕時計を眺めるのはけっこう楽しみ。 時計に詳しいわけではなくてモノについてはよくわからないのだけど、ほぼ古い時計ばかりで、SEIKOなども輸出用の手巻きのような風貌のものが並ぶ。 お店には結構なお年の男性がいて、声は大きく身長も高い。 九州出身の祖父も180cmほどだったが、メガネの雰囲気や、顔の骨格が似ているのだろう、周波数という意味での声質もどことなく似ている風。 時計職人としての腕は高くて、どこ製のムーブメントでも手を入れられる。 水曜は休みみたい。 お店が開いているときにまた足を伸ばしてみようか。