2022-05-08

曇り空、F1.8、6 Bit Codes

   曇天。 ちょっと肌寒い。 明日もう少し気温低め? で、明後日からまた気温が上がり始める予報。 ついでに湿度も上がってきているように感じる。 その後、週間天気予報ではずっと曇りと雨の印。 早々に梅雨になってしまうのでは? と、つい思う。 で、せっかくの曇天なので、レンズの絞りを「1.8」に。 このレンズの開放値。 開放でも見た目に十分なシャープネス。 抜けもよくてけっこう心地よい。 こんなに絞りを開けたのは久しぶりで、どこにピントを併せたものか戸惑う。 撮ってみて「ちがうか... 」、「これで」と持ち帰って大きな画面で見ると「あれ?」。 おかしなもので、この手の調整は、海外だとやたら勘が冴えることがある。 というか、そのもっと前は、ファインダーを覗いて露出計の「針」がちょうどよくなるように、ある程度決めておいたシャッター速度で「F値がいくつ」なんて気にせず絞りリングを回し、さっとピントリングに指が移ってピントを合わせてシャッターを押す。 カシャッと機械式のシャッター音が気持ちよく鳴って、同時に頭の中にはネガの濃さとプリントの様子が浮かぶといった風に撮っていた。 けっこう自然に写る。 実際の結果は「思ったように」とかでは無いかもしれない。 でもけっこうしっくり来た。 いつまでも「撮り方」の話をしていても仕方ないと思いつつなのだけど --- 「シャッター速度をある程度」は、だいたい「手ブレしないように」くらいな考えからで、今頃になって思うのは、「これ、普通に目に見える数値に勝手になってうんだろうなぁ」と。 遅くても1/15秒、時々1/8秒とかでも頑張ることもあるにはあるけれど。 で、それに対して「勝手に」決まる絞り値、これも「数通に(自然に)見える」あたりに落ち着くのではないかと。 や、この話には1つズルがあって、「そもそも撮る明るさに合わせてフィルムを増感」したりしている。 意図的に粒子を荒らすためにISO400のフィルムをE.I. 1,600で使ったりもする。 するとさっきのシャッター速度と絞り値の話は根っこから「ナシ」になりそうな...。 .... ま、いいや。 フィルム感度は撮影の基礎体力みたいなものだし...。 さて近年、すっかりデジタル・カメラ依存症なので、撮ってみて背面液晶で確認して微調整するのが常になっている。 シャッター速度や絞り値の決め方がどうの、カメラ・ボディとの相性がとか、レンズ性能が、とかではなくて、自分的には、「フィルムの一発勝負感」の欠落が「しっくり来ない」元凶となっているのだと。 ...自覚はあるんです。 一応。
   さてUltron 21mm F1.8。 そのコントラストが導く不思議な空間はやっぱり面白く、Leica M8にマウントしているのだけど、どうも6 bit codeが今ひとつ決まらないので昨夜またCodeを打ち直した。 先月、再び手にした時にはElmarit-M 21mm F2.8のものを打った。 幾つかのウェブ・サイトでも「これがベスト」と、そのキレイな作例と共に掲載していたが、どうも周辺の補正がキツい。 ので、試しにElmarit-M 21mm F2.8 Asph.のものに変更したところ、もっとキツくなった感あり。 なので、ずっと前に、おぼろげながら打った記憶のあるTri-Elmar-M 16-18-21mm F4の6 bit codeを打った。 これがベストかな。 今日の写真はコレにて。 カメラの電源を入れると「何ミリ?」かを聞いてくる。 前にSuper Wide Heliar 15mm F4.5 VM II/IIIを使っていたときの初期値は「18mm」をよく表示していたけれど、なぜか今回は「21mm」を最初に「これ?」と示してくる。 よくおわかりで...。 ありがたく「SET」ボタンを押して撮影態勢に。 結果としては、この「Tri-Elmar 16-18-21mm F4」の6 bit codeがいちばん良い感じ。 前はずっとコレだったンだろうか。 「ずっと前」、そもそも間違えってTri-ElmarのCodeを打ってしまったと記憶しているが、それが当たりだったっぽい。