夏の服装で
ようやく汗ばむ季節がやってきた。 日曜の土手 - 軽いマラソンを楽しむ集団がぱらぱらと、遠く小さくなるまで続いている。
しばらく寒い日々だったが、気がつけばすっかり木々は緑色で、昨日は「沖縄では来週にも梅雨入りか」という声も聞かれた。 立夏を過ぎ、夏至まであと1ヶ月だ。
例年の事ながら、6月20日頃が最も日が長いと言われても、どうもしっくり来ない。 6月中旬〜下旬と言えば梅雨で雨空の日が多いし、「日が長い」と言えば「夏」という印象で、でも実際には8月も半ばを過ぎると日差しはクリアに長くなって秋の匂いもまじり、夕方は案外早くやってくる。 どうにもこの感覚と実際のズレには不公平な気分にもなるし、梅雨がなお更うらめしい気にもなってくる。 つまり「もったいない」と感じてしまうのだろう。 ...季節の巡り合わせそのものに。