これになった
梅が満開。 「また『今日の1枚』は梅だ」と思いながら外に出た。 実に心地よいほどに枝に花をつけている。 斜めに当たる午後の日差しは花びらを透かすようにいくつかの枝と花を浮き上がらせ、なかなかの春日よりといった光景だ。
今日コシナから、このVoigtlander Color-Skopar 35mm F2.5 Classicが調整を終えて却ってきた。 そのテストも兼ねての撮影だったのだが、梅を撮り終えふと見ると、いつもの近所の花瓶の花が変わっていた。 調整は、LマウントのレンズをMマウントのボディに装着すつためのアダプタを使用した状態でのピントで、つい撮影ではあれこれ試してみたくなり、この生けられた花ともそうした格闘が始まった。
ピント合わせもしっくり来て、写りの柔らかさにも満足し、結局この花が「1枚」になった次第。