2013-03-14

冬の残像


   寒い朝を迎え、雨は午前9時すぎには雪が舞った。 すぐミゾレに変わり間もなく止んで、次第に冬の午後らしい穏やかな空気になった。
   わずか古傷から体が変調を訴えるのは、こうして融け残った季節に触れるときだ。 諸々うすぼんやりと、残骸という現実が点在する建物跡の風景が重なる。