桟橋
運航休止になって何年経っただろう。 日の出桟橋と有明客船ターミナルを結ぶ航路があるのだけど、今は船の姿がない。 ずっと前、何年前だったか忘れてしまったが、窓口や自販機で切符を買って乗船した記憶が懐かしく思い出される。 有明のターミナルも、今は9:00-17:00で開けていて、暖房も効いていて、窓に面したテーブルで少し見える海を見ながらの一休みはなかなか心地よい。 フロアの桟橋寄りの面にはかつてキップを売っていた窓口があり、今はガラスの向こう側に白い幕が張られていかにも「やってません」風。 「警備」と書かれた小さなカウンターの処には軽食喫茶のような窓口があって、カレーを注文してフロアにある丸テーブルで何度か食べたことがある。 飲み物は缶ジュースなのだけど、店主の趣味でDAD'S ROOT BEERが置かれていて、これもここを利用しないでいられない理由に。 桟橋付近を散歩していると、ここは災害時に帰宅困難者のための船着き場として息を吹き返すといった内容の看板を見つけた。 ターミナルに警備員を置き、暖房を入れ電気物を定期点検し、きれいに整備し続けているのは、その「いつか」のためなのだろう。 生活圏としては縁遠い場所なのだけど何だか有難く感じた。