「1日雨」の予報の1日のうち、ほんの僅かに曇りだった時。
現代版オールド・レンズ --- のような触れ込みで登場した「Nokton Classic」。 梅雨時の曇り・雨の、やや霞んだ空気にいつもの街を撮りに出かけると、普段は曇り・雨の日のコントラストの低さからか撮ろうと思う風景は極端に少ないのだけど、今日は不思議と撮り進んだ。 撮れはするけど絵になるかはまた別のこと --- のような写真ではあるけれど、絞りを開けて周辺光量落ちで遊んでみたり、少しだけ絞ってNokton Classic独特の面の質感を見てみたり、更に絞って遠く伸びる道路と手前の人物とが案外シャープに写るのにプチ感動してみたりとそれなりに遊びかたを様々に。
Voigtlander Nokton Classic 40mm F1.4 VM、発売は2004年4月10日だそう。 今年で19年も経ったのか。 今のNokton Classic 40mmは2本目で、1本目を購入したのは2012年2月。 2本目は今年2023年の3月。 Leica SL2-Sとの相性はだいぶ良いみたい。 「40mm」もちょうど良いみたい。 たまに「これのAF版があってもいいかも」と思ったり。 あらためてRolleiのHFT Sonnar 40mm F2.8を使ってみたいと思ったり。 Voigtlanderと製造元を同じくするZEISSから、SonnarかBiogonで40mm F2が出てくれないかと思ってみたり。 そうした頃に「カール・ツァイス、写真レンズから撤退」のニュースがあったり。