2020-04-30
夏日間近
今日、関東での最高気温は24.8℃だったという。 明日は25℃を超え「夏日か?」との声。 きょう目に入ってきたのは路地の古いエアコンの室外機。 まだ時折この形の室外機を目にする。 見るからに現役で活躍中のエアコン、見るからに故障して久しいエアコン、さすがにこれだけ古いといろいろな状態を目にし、どれもが人それぞれの生活に溶け込みつつ時間を刻んできたその長さを思わせる。
以下、メモ・雑感:
新型肺炎COVID-19蔓延対策として出された、外出自粛を促す「緊急事態宣言」も、昨日・今日と東京都の感染者数は100を切り40~50名程度と少なくなってきたものの、まだまだ終息が見えるところまでは遠く及ばず、「1週間程度の延長」という案が出てきた。
外出自粛と言われる中、不思議と人出が減らない吉祥寺の商店街がよく取り上げられる。 インタビューを受ける人々曰く「ここは生活商店街なので、元々が普段の買い物で人出がある」と。 ご尤も。 4月19日の晴天の日は湘南には人の波と車の渋滞が起き、神奈川では知事が「神奈川に来ないでください」と訴える場面も。 各地でドライブスルーで買い物できるよう工夫するスーパーや飲食店がちらほら。
他、最近の動きとしては、ようやく飲食業などの休業店舗への給付金の支給制度が始まったようだが、ご多分に漏れず申請書類に記載されている内容が分かりにくく困惑の声が。 もう、ひと月くらいになるだろうか、安倍首相から発表のあった「アベノマスク」の配布もままならず、COVID-19の陰性・陽性を判定するためのPCR検査数も伸びず、政府野党からは「連日おなじ答弁」と批判、その野党も相変わらず何ら提案もなく、学校閉鎖が続き、昨日は国会で「9月始業」の案が現実味を帯びて話される場面も。 今は広く「臨時の休み」という空気になっているが、思えば教育はインターネットを介して出来なくもない。 「休み」=「遊ぶ」という図式のためか、公園で遊び回る子供の姿も見ないでもなく、実は在宅教育のインフラ整備を図ったり、非常事態を経て教育の諸制度の変革が起きても何ら不思議ではないように思える。 「過去の例」に倣ってなのか、非協力的で進まない国会審議、日に日に疲労の色を濃くする安倍首相。 アベさんの周囲、まともに働いている議員さんっているのだろうか? ちょっとイケてない日本。
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2020-04-29
2020-04-28
2020-04-27
2020-04-26
2020-04-25
2020-04-24
2020-04-23
2020-04-22
静かな朝
人の姿はすっかり減った。 平日の通勤時間でも通常の5分の1程度か。 新型肺炎の感染拡大を抑制するため、政府は80%の人出の減を提唱している。 都市部は順調だが地方ではむしろ人の姿が増えているところも。 好天に混雑した19日の湘南の風景、あの人の山からの感染結果が出始めるのは早ければ数日後あたりだろうか、暫定的に5月6日までとされた緊急事態宣言も、そうした接触増大の結果が出る時期、そのまた次と、まだまだ続きそう。
写真の花の下は玉川上水。 人がいない静けさと連動してか、上水路の水面はきわめておだやか。 新型肺炎の影響で世界的に人が地面を歩かなくなったここ最近、地球の振動がほぼ無いという話を聞いた。 全地球(というと大げさだが) 80億人弱の人口の移動するエネルギーは地球に微振動を起こしているのだそうだ。 地震の起き方にも影響があるのでは? という声もある。 ここ近年はただでさえ大きな地震の発生が懸念されてきたし、新型肺炎に大きな自然災害、同時には来ませんように。
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2020-04-21
Tylenol
その昔、アメリカ在住中に時々お世話になった薬。 頭痛持ちで、どうにもこうにもな時にはやはり薬が頼り。
よく効いたのでその後の渡米時に買ったのだろう。 未開封のまま2009年2月で期限切れになっていた。
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2020-04-20
2020-04-19
古いカバンの奥から出てきたもの
新型肺炎の影響で自宅待機や在宅勤務の人が多いのだろう、今日の日中はあちこちで片付けと思しき物音が続く。 そしてご多分に漏れずもちらも片付け。古いカバンを開けると、スーパー「SAFEWAY」のエコバッグ。 1997年7月に購入したもの。 あの時既に品薄になっていて、その後、2004年頃に「SAFEWAY」のエコバッグを探したことがあるが、もう店員さんの記憶にも残っていなかった。
「リサイクル」だ「分別」だと、普通に一般家庭にあるゴミ箱が「ゴミの仕分け」のため分けられていたのに遭遇したのは1990年のアメリカでのこと。 この取り組みの発端はドイツなのだと思うが、矢印が折れ曲がって三角形を象るリサイクル・マークを見始めたのもこの頃。 日常的にはまだ買い物袋は茶色の紙袋で、アメリカでは1週間分の買い物をまとめて行うのが一般的。 紙袋は、どっさりの食料品・日用品がために二重に重ねられ、上部を折り込んで口を閉じることもなく、大柄なご夫婦ふたりでそれぞれ両手にずっしりと抱えてお店から出て駐車場を歩く風景をよく目にしていた。 それから数年して綿の「エコ・バッグ」が世に現れ、いまはナイロンや不織布が主流なのだろうか、「SAFEWAY」や「FOOD LION」の綿の買い物袋は目にしなくなった。
今年2020年にはニューヨークで、所謂ポリエチレン製の「レジ袋」(プラスチック・バッグ)が使用禁止になるそうだ。 各地域、どこまでリサイクルが出来ているのだろう? とも思うが、方向性が妥当であれば自然保護はよい心がけなのは間違いない。
ただ昨今の「エコ」は、ちょっと「お金の流れ」が目についていけない。 ニューヨークのレジ袋廃止やプラスチック・ストローの廃止は、技術未達の国が、大量にプラスチック・ゴミを高い処理代金を貰って引き取り、何の処理もせずそのまま海洋投棄する例があるからだという。 環境的に海洋投棄はNG、高い処理代だけを得たいという技術未達の国のあり方は政治的にもNG。 ...どちらも普通にNG。
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2020-04-18
フロントガラス
関東各地で大雨警報や洪水警報が出された日。 その最も雨脚の強かった時間の写真。 クルマの、これ車内からフロント・ガラスを撮ったもの。 なぜか水滴の跳ねる様子から、「外」で撮ったかのようにも見える。 これだけクラウン状に見える雨粒は、けっこうな叩きつけ具合のもの。 緑色は、たまたま停めた駐車場が河川の土手に面していて、その草の色。 川は茶色くにごり、小さめながら流木が無数に運ばれ、もう少し水かさが増せば土手の侵食を始めそうな雰囲気があった。
この先には、一回り大きな川との合流地点があり、決壊すれば付近は約10mの水位に没するというのがハザードマップに示されている。 その合流地点から、「一回り大きな川」を遡ると、昨年の台風19号で橋桁を損傷し、今も通行止めになっている橋がある。 近隣住人の声に、「また同じように作り直してるから、また今年流されそうだね」と。 掛け替えて約50年になる橋で、当時とは交通量もクルマ1台あたりの重量も異なり、川の事情も変化していることだろう。 新たに設計したほうが安心な気はする。 橋が壊れた時に走っていたクルマの運転者、ちょい生きた心地ではなかったのかもと憶測が及ぶ。
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2020-04-17
ライラック
昨年よりはよく咲いた。 もともと緯度の高い地域でよく見る種で、北米で見るライラックは花も房も大ぶり。 昨年セントラル・パークで見たライラックは、白・ピンク・紫と色も多様で香りも強かった。 セントラル・パークの今は、新型肺炎患者の一時待避の仮病室としてテントが並んでいると聞いた。 そして変わらずライラックは香っているはず。
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2020-04-16
チューリップ
「不要不急の外出は...」と聞くようになって2周間? 3週間? もっとかな。 今月7日には地域限定で発せられた「緊急事態宣言」が、今日、全国を対象に宣言された。 あまり外をふらふら出来ないこの頃だが、時折目にする植生から、季節は既に夏に向かっているのを思う。
身近に感染者があり電話越しに苦しそうな声を聞くと、「やはり気をつけるのが当たり前だな」と思う今日このごろ。
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2020-04-15
2020-04-14
2020-04-13
2020-04-12
冷える4月中旬
朝、コートは薄手でも大丈夫だが手袋がほしい寒さ。 1日ほぼ曇りでお昼前後に少しの日射し。 弱い北風で、最高気温は10℃程度。 夕方から雨で、明日は1日雨らしい。
明日は新型肺炎の影響で在宅勤務。 どうも「テレ・ワーク」という語感に慣れない。 知人が1人感染。 1日の内でも少しラクだったり辛かったりを繰り返していると言っていた。 「平素からよく睡眠をとって、体を動かし、ウィルスに対抗できる体力と前向きな意識をもつようにと皆に伝えてほしい」と。 30年前にアメリカを闊歩できたのは彼のおかげ。 いまこの時にも、世界の様々な地域で暮らす人々を想うことができるのもこの人のおかげ。 とにかく祈ろうか。
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2020-04-11
2020-04-10
2020-04-09
2020-04-08
2020-04-07
大きな満月
今日 17:43、「緊急事態宣言」が発令された。
「安倍晋三首相は7日、政府の新型コロナウイルス感染症対策本部で特別措置法に基づく緊急事態宣言を発令した。感染が急拡大している東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県が対象で実施期間は7日から5月6日までとなる。宣言を受け、7都府県の知事は外出自粛や営業休止などを住民や企業に要請する。」(日本経済新聞より)
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2020-04-06
けやき
案外と風が冷たい。 けど、薄手であってもコートを着ると、おそらく歩いているうちに汗をかく暑さになる。 コートを着ずの約1時間の外出は、帰るころにやっと体が温まってくる感じだった。 日差しは強くなってきているものの風は冷たいなか、けやき・柿の木と新芽がふきはじめている。 春先に暖かくなり、初夏を前に一時期冷たい風が吹く。 昨年もそうだったが、芽を出した草花がここでちょっと弱る。
Sonnar 2.8/85mm、感覚的にはちょっと前 --- と言ってもやっぱり20年ほど経っているが、店頭で新品を購入したのも記憶に新しい。 そして今使っているのは中古のもの。 20年前のはMM Jだったと思う。 今使っているのは多分MM G。 このレンズ、はじめ"Made in Japan"で発売され、しばらくして日本のカタログから姿を消し、"Made In Germany"で再び日本のカタログに現れた、ちょっと変わった経緯をもつレンズ。 手元のも、"Made in West Germany"の刻印ではないので、リバイバルの方の個体だろう。 本来もっとスッキリした描写のハズなのでけど、この個体はちょっとザラつく感がある。 その代わりなのか遠景のシャープ感には心地よさを思うことが多く、意識して遠くを撮ることもある。 でもさすがに最新版であるLoxia 2.4/85mmは、その階調の滑らかさ、艶やかさが数段心地よい。 きょう撮った1枚も、ちょっとハイライトの「飛ぶちょっと前」と「ハイライトの手前の量感」のようなものがちょっと心許ない気もする。 RAW現像の際にもう少し詰められるのか? でもやっぱり、(言い訳がましいが) 収差の残やらコーティングの経年劣化などの影響もあるようにも思う。 Sonnar特有の背景のボケ、CONTAXのCarl Zeissの落ち着いたバランスの発色 --- もういちど新品を購入してみたいと思う1本。
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2020-04-05
2020-04-04
南風の日
きょうはようやく「あたたかさ」を感じられる空気。 昨日も気温は高めだったが風は少し冷たかった。 その前の暖かな日は北風だった。 今日は昨日から4℃高い22℃の予報。 薄手のコートも要らない暖かさになった。 昨日植え替えたシベリカも順調に根がつきそう。
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2020-04-03
線路際のポピー
ずっと「オリエンタル・ワイルド・ポピー」だと思っていたが、Wiki Pediaによると、どうやら「地中海沿岸が原産」らしい。 つまり帰化植物。 日本での名前は「ナガミヒナゲシ」で、名前の通り、実(種の入った房)が長細い。 植物関係の仕事に携わる知人によると、「根から毒性の液体を出し、他の植物を排除しながら増殖するので厄介」と。 毒を出して身を守る植物はたくさんあるが、これはその必要がないくらい強いように見える。
同じくWiki Pediaより: 「ナガミヒナゲシにはsubsp. lecoqiiとsubsp. dubiumという2種類の亜種がある。両者は花の外見や開花時期、茎内の乳液の色などが異なるが、日本の図鑑などでは区別されずにどちらもナガミヒナゲシと表記されている。どちらの種も日本へ流入している。」
4月中旬頃になると、ポピーの季節だなぁと思う。 その昔はアイスランド・ポピーが好きで種から育てたこともある。 「4月中旬のポピー」で思い出すのは、アメリカ・オレゴン州の線路脇に、石の間から出た芽はひと抱えほどの株に育ち、黄色に寄ったオレンジ色の、直径4〜6cmほどの花を咲かせる「オレゴン・ワイルド・ポピー」。 緯度の高いオレゴンが初夏を迎えてゆく風景。 しかしその名、これってアイダホで芽を出すと「アイダホ・ワイルド・ポピー」と言うのだろうか? それともオレゴン州に特定の種なのだろうか?
--- という話から「カリフォルニア・ワイルド・ポピー」を思い出す。 こちらは8月中旬頃、サンフランシスコのマリーナ地区のユース・ホステルがある丘に、たくさん、色とりどりに咲いていた。 ちなみに、カリフォルニアとオレゴンの州境あたりに咲くポピーは、オレンジ色らしい...。
カリフォルニアの強めの日差し、サンフランシスコ湾からのやや冷たい風、丘の芝生の匂い、木陰を作るユーカリの枝葉のゆらぎ。 冷たい風がため、遅めに迎えただろう夏の風景。 丘の中腹、公共エリアなのでセキュリティ的にはあり得ないのだけど、その時あまりに心地よく、ちょっと眠ってしまった。
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2020-04-02
2020-04-01
IBC BLACK CHERRY SODA
IBC - クラシカルなソーダ水のメーカー。 最初に「本物のRoot Beerだ」と、30年程前に学生寮のルーム・メイトが6本が紙の入れ物に入ったルート・ビアをくれた。 「昔のアメリカ」の味のするルート・ビア。 いちばん美味しかったルート・ビアは、いまのところサウス・キャロライナのエイケンという町にある「AIKEN BREWING COMPANY」のオリジナルのルート・ビアで、元シロップの作りたての新鮮味が最高な逸品。 市販品でそれに一番近い味がするのは「DAD'S ROOT BEER」。 そして「昔のアメリカ」の味がするルート・ビアの一つが「IBC ROOT BEER」。 東海岸なら「VIRGIL'S Root Beer」。 IBCは、他にクリーム・ソーダ、ラズベリー・ソーダ、そして写真の瓶のブラック・チェリー・ソーダがある。 IBCのルート・ビアが「本物」と言われるのは、まさに昔の「アメリカ」の味がするからだろう。 飲料にもお菓子にも、もしかすると古いピザ屋のピザ生地にも、 --- 吸い込むと、一気に知りもしない遥か昔のアメリカの風景が思い描かれ、そこに生活していたような気にさえなる、ずっとアメリカで人々の味覚に嗅覚に馴染んできた香り。
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