2020-04-06
けやき
案外と風が冷たい。 けど、薄手であってもコートを着ると、おそらく歩いているうちに汗をかく暑さになる。 コートを着ずの約1時間の外出は、帰るころにやっと体が温まってくる感じだった。 日差しは強くなってきているものの風は冷たいなか、けやき・柿の木と新芽がふきはじめている。 春先に暖かくなり、初夏を前に一時期冷たい風が吹く。 昨年もそうだったが、芽を出した草花がここでちょっと弱る。
Sonnar 2.8/85mm、感覚的にはちょっと前 --- と言ってもやっぱり20年ほど経っているが、店頭で新品を購入したのも記憶に新しい。 そして今使っているのは中古のもの。 20年前のはMM Jだったと思う。 今使っているのは多分MM G。 このレンズ、はじめ"Made in Japan"で発売され、しばらくして日本のカタログから姿を消し、"Made In Germany"で再び日本のカタログに現れた、ちょっと変わった経緯をもつレンズ。 手元のも、"Made in West Germany"の刻印ではないので、リバイバルの方の個体だろう。 本来もっとスッキリした描写のハズなのでけど、この個体はちょっとザラつく感がある。 その代わりなのか遠景のシャープ感には心地よさを思うことが多く、意識して遠くを撮ることもある。 でもさすがに最新版であるLoxia 2.4/85mmは、その階調の滑らかさ、艶やかさが数段心地よい。 きょう撮った1枚も、ちょっとハイライトの「飛ぶちょっと前」と「ハイライトの手前の量感」のようなものがちょっと心許ない気もする。 RAW現像の際にもう少し詰められるのか? でもやっぱり、(言い訳がましいが) 収差の残やらコーティングの経年劣化などの影響もあるようにも思う。 Sonnar特有の背景のボケ、CONTAXのCarl Zeissの落ち着いたバランスの発色 --- もういちど新品を購入してみたいと思う1本。
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Contax Carl Zeiss Sonnar 2.8/85,
Sony A7S