古いデパートの建物脇の駐輪場に続く通路。 通路も自転車が置かれ、ここは人通りが途切れないくらい自転車の出入りがある。 「デパート」はずいぶん前に無くなり、というか「デパート感」がずいぶん前になくなって、店内は品揃えが控えめになって寂しい空気が漂い、やがてその「デパート」的なものがなくなって、今は品物が処狭しと並ぶ雑貨店。
この駐輪場の周囲も、15年くらい前? には呑み屋があったりしたが今は大きなマンションの建設中。 でも相変わらず「ごちゃ」っとした雰囲気が面白くてたまに足を踏み入れる場所。
駐輪場は決して広くなく、なので広角レンズを使い気味。 今日は通路の自転車が気になってズーム・リングを広角側へ回したのだけど、35mm判相当で24mm、もうちょっと広さが欲しかった。 広角、その昔は28mmで十分に「広角!」という感があったけれど、近年は最低でも24mmはないと物足りなさを思う。 初めての広角レンズはPentax Super-Multi-Coated Takumar 28mm F3.5だった。 周辺が少し暗く、画面中央の奥行きは遠く、画面の両端は少し間延びしたような、そこに見て取れる不思議な「空間」に魅了された。 それ以来か、なんだか28mmは好きな画角。 今度Olympus M.Zuiko D 14-42mm F3.5-5.6 IIIを購入しようと思っていてこの広角端が35mm判換算で28mmと、レンズの性能云々以上にそこに面白さを期待しているこの頃。 歪み過ぎる広角レンズはあまり好感が持てず、かといって歪みのないのは面白味がないという、何ともアマノジャク。 近年で面白かったのはPanasonic Lumix S 20-60mm F3.5-5.6。 この20mm端はあまり歪みを感じず、かといって歪みゼロなわけでもなくて程よい20mm超広角。 描写もどことなくLeica Summiconのような雰囲気。 でもそれほど線が細いわけでもなく、テレ単60mmでは解像度がやや物足りなくは思ったが、ズーム全域で周辺光量落ちは意識したことが無いくらい均一だったしけっこう使いやすくて面白かった。 こうした広角レンズの存在がために、Panasonic Lumix S9にファインダーが付いていたら間違いなくS9は購入を検討していた。 もしかしたらちょうど今頃かOlympus PEN-F後継機(現時点ではPEN-Fの直系子孫と思しき、10月下旬にOM SYSTEM PENが販売開始の予定)の販売開始後で悩みまくった頃に、その結果Lumix S9に、より広いLumix S 18-40mmを付けて街歩きをしていた可能性は大きかったと思う。 過去形なのは今すでにマイクロ·フォーサーズ機をその予算で購入してしまっているため。
