2021-12-28

平原の撮影のお供

   月に1度か2度、多くは早朝から、ここ数年は原っぱで写真を撮る。 8月には深夜に池のほとりでカエルや得体のしれない鳴き声のする中でじっと星にカメラを向けた。 林の外れの、景色の開けたところにクルマを停めて遅めの昼食とごく短い昼寝。 ポケットや耳元で鳴ってるラジオはそのお供。 案外と心強い。
   いつ買ったラジオだったか、おそらく一番古い記憶は2007年頃。 電波の弱い地域なので、ラジオはタッパーに入れて外に出す。 イヤフォン端子から線を屋内へ引っ張ってパソコンに繋ぐ。 録っていたのは「伊集院光の 日曜日の秘密基地」や「ミッキー安川のズバリ勝負」など。 その後は2014年にノース・キャロライナとシカゴへ、レコーディング・ウォークマンとマクセルのカセット「UR 90」でラジオを録ってきた。 2019年にはサウス・キャロライナとニュー・ヨークへ、前回「面白いかも」と思ったカセットでの録音は何とも時代錯誤で、その反省から素直にICレコーダを繋いで、やはりラジオを録ってきた。 シカゴは30年前と同じく馴染みの局が入ってきた。 ニュー・ヨークは割と様変わりしていて、いちばん賑やかで地下鉄にたくさんの広告を出していた局は無くなっていた。 アポロ・シアターにある局だけだったかな、健在。 ほかジャズを流す局もおそらく健在で、夜8~10時頃に聞こえたノリに覚えあり。

   なんだか、キットでいいからラジオ作りたくなってきた。 神田の科学教材社とかまだあるんだろうか。