350mlでも「多いなぁ」と思う程度ながら何故かお酒は好んで手に取る。 呑めないせいで何年も前に買ったウィスキーのボトルが棚の奥にあったりする。 頑張って呑んでみても、750mlのウィスキーなら2年ほど楽しめる。 ビールはあまり好んで飲まないのだけど、香りが好きで手に取ってしまう。 コーヒーとビールに関しては、どうも香りと味とが合っていないと思う。 コーヒーは、豆を挽いたときと淹れた時の香りの方がはるかに心地よいと思うことが多い。 何度か感動的なコーヒーの味に出逢えてはいるのだけど、その回数が少ないから余計に気になってしまうのか。 同じくビールも、香りに比べたら遥かに苦味が強いと思う。 「それがビールだろ?」と言われそうだけど、たぶん作りたてはもっと「芳醇」で甘味も強いのではないかと思う。 もちろん苦味推しの銘柄もあろうけど。 何となくながら、口に含んだときに、ビヤホールの提灯が思い浮かぶか、ホップ畑の土の薫りを想像するかくらいの違いはありそう。
という意味では「サッポロ・ラガー」は真逆の存在のようにも思えるのだけど、何だかんだとこれが馴染む。
コーヒーも案外、旅先で立ち寄ったスタンドのコーヒーの味を妙に覚えていたりする。
「香り」はわりとそのまんまの存在感で、「味」はと言えば、その時々で役割(価値観)が違うンだろうか。