駅に着く少し前、電車が減速してくる頃に窓の外に見える建物。 カプセル・ホテルとあるが、確か昨年に閉まってしまったはず。
もう10年ほど経つだろうか、やはりだいぶ減速した電車の夜の車窓からは、やや暗くて赤い「ネムールイン」という縦書きのネオン・サインが見えた。 やはりカプセル・ホテルだと思ったが、「仕事疲れを引きずったままベッドに転がり込む絵」を想像するような、どこか陰のあるこの街らしさ漂う、何ともシュールな光彩だった。 調べたら、そこはいま駐車場。
今日は風が強め。 今朝は久しぶりに霜が降りていた。