コオニユリ
今日も暑く、夕方、ネコがヒトの往来も気にせず道ばたでノビていた。
さてさて、関東の地生のユリなのでは? という種である。
言われてみれば小さい頃は、これが近所によく咲いていた。 土手のノカンゾウやノウゼンカズラよりもこれを良く見た。
花に斑点はなく、やや大振りな同じ色のユリで、オニユリというのもあるようだがそちらは出会った事が無い。
何よりもこのコオニユリを強く印象付けたのは、カラスアゲハが結構な頻度でやってきたからだ。 よく見るアゲハ蝶よりも一回り大きく、ほぼ真っ黒の羽を大きく羽ばたいて飛翔する姿は精悍で、イザとなると飛行速度も上昇速度も早く力強さを思わせる。
オレンジ色の花とアゲハは夏の代表的な景色のひとつ。