橋と空と
VoigtlanderのUltron 21mmを購入してすぐの頃に、この橋の下、ちょうど今日と同じくらいの場所に来て撮ったことがある。 向こう岸に向かって長く伸びた橋に合わせてカメラを斜めに、赤フィルターを透したように青空をぐっと暗く落とした白黒にすると、このレンズ特有のコントラストが付くのが面白く、その後は夕刻の風景の明暗差を求めて、帰路に数駅ほど足を伸ばして商店街を訪れたりした。 今日久々にそれらのきっかけとなった橋に。 それほど遠く感じる記憶ではないけれど、気がつけばもう8年くらい前になるだろうか。 レンズは開放でF1.8なのだけど殆どがF8で撮っている。 せっかくのF1.8とは思うけれど、F8くらいの、どことなく静けさの漂う感じも悪くなく。