2022-05-31

バラと

   いつ再開できるだろうか? と思っていた小さなレストラン。 なんとなく、このまま開かないンじゃないかという気がしている。 シャッターの降りた店先にはバラが咲いて、程よい頃に摘まれて手入れされ、来年も大きな花を咲かせそう。

2022-05-30

スロープ

   30℃超え? やや湿気もあるし、夏の近さを思わせる天候。

2022-05-29

いつの間にか皆ンな帰ってた

   久々に雲がなく快晴だった。 あっという間にその夕方。

2022-05-28

木陰とテーブル

   土曜の昼過ぎのレストラン。 ちょうど植栽がやんわり陰を作る通路際に3つテーブルがあり空いているのは1つ。 ガラス越しに店内に目をやるとほぼ満席。 「コロナ禍」が遥か過去の出来事だった気がしてくるくらい人がいる。 1ブロック先ではハワイ・フェスティバルが開催されていた。 今日・明日の開催と。 地元のゆるきゃらがフラー・チーム登場の前座。 プルメリア柄のトート・バッグやアクセサリーを売る露店、軽食のモバイル販売、本格的なハワイアン音楽の演奏など、「夏日」と言われた今日の日差しはちょうどぴったり。 明日は「真夏日」と言っていた。 ハワイ諸島って、そこまで暑くないだろうなぁ。

2022-05-27

大雨、そして青空

   朝は各地で大雨警報が。 道路は軽く川のように水が流れたり溜まったり。 11時台には薄っすらと青空、夕方近くには積雲の浮く青空に。
   はるか昔、Kodak Ektachrome 100 PLUSが発売されて間もない頃、発売当初は発色が一段と濃く、今日と同じような天候だった夕方に、藍と紫の間あたり、薄い青と群青のあいだ辺りの空に細かなうろこ雲のような雲が上空高く広がっていたのを何気なく撮ったことがある。 ISO設定を間違えて2段アンダーだったそのコマの蒼は、何とも沁みる感を誘う色味だった。 いまだに気になるブルーの1つだけれど、デジタルだからなのか、なかなかそうした色合いに出会えない。 ふと思うのは、整って見えるポジ・フィルムの色は、その実、シアン・イエロー・マゼンタなど各色の感光特性に細かな揺らぎがあって、その不協和音の発生によって「沁みる」を引き起こしているのでは? と。 考えすぎかな。

2022-05-26

バス停

   停留所の名前が気になって...。
   「葡萄酒」かぁ。 ここ以前は蕎麦屋だったっけ。

2022-05-25

隣町の夕方

   駅にほど近い古い都営アパート。 その1階部分にはポツポツと店舗の灯り。 そう言えば駅の反対側には大きめの都営アパートを建てている風。 このあたり、そう遠くなく「再開発」だろうか。

2022-05-24

夏を思う空

   まだまだ大気中のエネルギーは小さそうだけど、どこか夏の近づきを思う空。 ラジオでだったか「もうすぐ夏がやってくるーっ、って、よくよく考えたらまだ梅雨が来てない。」 と。 たしかに。 これから梅雨を迎えると思うと途端に「夏」が遠のく気がしてくる。 今年の5月は、4月かもかな、25℃を超える日が多くて気分的には確かに夏。 でも数日前までは雨が多くて「もう梅雨に入っちゃったんじゃないかな」という声も聞かれた日々。 これからどんな夏になるのか、抜けの良い青空が続くといいなとは思うけれど、そうなったら、今年はなんだかポカーンと呆け気味の夏になってしまいそう。

2022-05-23

ジョー・バイデン氏来日中

   昨日、アメリカ大統領 ジョー・バイデン氏が米軍横田基地に到着したとのこと。 大統領専用機っぽいのが午後2時頃に来たと話していた人がいた。 来日は夕方だったというから予備機だったのか。 「夕方」というその頃に、よく大統領が演説する後ろにあるような形の大型ヘリが横田に向けて低空で2機。 お迎え? これから乃木坂あたりのヘリ・ポートへ?
   今日のヨコタは貨物機と戦闘機の離着陸がたくさん。 戦闘機のエンジンの大爆音で、「血相を変え」といった風に小鳥達が木の茂みから飛び出して、それぞれ行き先もわからないまま、右往左往に上下に回転と、てんでバラバラの方向に音速超えの勢い。 一方空を見ても飛行機はなかなか確認できず、そりゃぁ空と同化する色を選んで塗っていたりもするのでそうなのだけど、それでも一機だけが一瞬、陽を照り返したのを目が捉えた。 ギュンと機首を上に向けた瞬間の反射で、そのままほぼ垂直に上昇し、視界から溶けるように空の彼方へ消えた。 その後も「ドーーーン」と爆音が何度か、ほか多数「ゴォーーー」と戦闘機や貨物機の離陸の音。
   写真のヘリは、1日2往復? おそらく厚木基地との連絡ヘリ。

2022-05-22

予想外の晴天と

   曇りのち雨で、降水確率60-80%という予報だったけど...。
   今日は、以前にお世話になった不動産屋さんの建物を撮らせていただいた。 お店のご主人はかわらず背筋まっすぐに、誠実そうな目の色をしていた。 「昭和33年の築です」とのこと。 回顧でもなく、今この街に在る佇まいには、ある種の心地よさというか、安心感というか、頼もしさというか、誇らしさを思う。

2022-05-21

灯り(ともり)

   どことなく薄暗い感のある電球。 空が暗くなっても明るさを増して見えない。 気がつけば、いつからなのか水銀燈からLEDに変わっていた。

2022-05-20

灯り(あかり)

   2時間ほど前には「雲の向こうの太陽が見える」と、雲が広がる空にオレンジ色に光る太陽の位置がわかる曇り。 晴れた夕刻を期待していたのだけどすっかり曇り空。 それでもと思い直し、明かりの灯る商店街の街路灯を想像しながら足が向いた。 わずかに模様を描く雲がり、灯る街灯があり。 そうだ、たぶん... 「カバー」(書皮)には店名が印刷されているだろうと、「あの本屋で文庫本を買おう」と思いつく。

2022-05-19

街路灯

   この通りに2つだけ残る商店街の街路灯。 この場所に着いたときには2つとも灯っていたが、気がついたら1つは消灯されていた。 この「もう1つ」が消えると、道路の「こちら側」はかなり暗くなるので、それが理由で点けっぱなしなのか。 昨年だと思うが、隣り町の商店街の、1つだけ残っていた街路灯が無くなり、その隣り町の商店街のアーチが無くなり、そもそも商店街とは言うものの商店は殆ど残っておらず段々に管理できない状態になっているのだろう。 とりあえず現状で治安維持に役立っているものを除き、全国的にもこの数年の内が見納めなのかも。

2022-05-18

晴れた

   青空。 「1日写真を撮る日」は22日を予定していて、予報では少しずつ崩れ傾向と。 せめて20日に行きたいのだけど状況が許さず。 22日、晴れろっ!

2022-05-17

ドクダミ

   季節ごとに色々な草花の咲く塀の下。 ドクダミの八重咲きを見たのはここ10年ほどの間。 園芸種なのか、園芸用としても、やっぱりドクダミだよなぁと思いながら眺める。 でも原種ほど根を張らないようにも見える。 最近、線路脇でテンニンギクとユウゲショウとカワラナデシコが咲き出した。

2022-05-16

さかい

   立ち寄ったコンビニ、雨の匂いがわずかにしながらコーヒーの香り。 小休止に、長めに取られたヒサシがありがたい。

2022-05-15

かど

   昨日、夕方の散歩の際について来てしまったのか、夜中に蚊に刺された。 かゆみを通り越して痛みを感じて目が覚め、何度か掻いたが変化なく、でも痒いので「ウナ」を塗った。 しばらくすると直径2cm強ほどに「あの」膨れ。 今年の第1号。 昨年は37回だったか、どこかに記録してたかな、刺された。 空気にしっかりと湿気を感じ始めた昨日から、急に蚊の仲間と思われる形のムシの姿を多く目にするようになった。
   なんとなく食欲のない今日は、久しぶりにコンビニのブリトーを昼食に。 ブリトーといえば、随分と前にメキシコのティファナで食べた皿盛りのブリトー、あれは忘れがたい美味しさだった。 寮にあった自販機にもブリトーがあって、ビーフとベイクド・ビーンのをよく食べた。 1ドル25銭だったか50セントだったか、これもまた寮での色々な場面を思い出す、記憶に残る味。 後期になって寮が変わり、このブリトーは食べなくなってしまったが、隣の自販機でよく買った「DAD'S ROOT BEER」とともに印象が強い。

2022-05-14

雨のあと

   少し晴れ間のあった午後、近所の公園に遊ぶ子供や犬の散歩の人々の姿。 林のなかでは蚊の羽音も。

2022-05-13

だれもいない公園

   3日前は晴れていて、ゲート・ボールや小さな子供連れ、散歩、読書と人の姿が。 昨夕からの雨が続き、この先しばらく雨の予報。 梅雨前線の北上が例年よりも早いとの予報も出、また季節の進みを思う。 昨年の今頃は既にグズついた天気の日が多く、マル1日撮影しても撮れ高がさっぱりだった日の事を思い出す。 今年の「5月」は22日に同様の撮影を予定。 空が真っ白な曇りでなければなんとかなるんだけど...。

2022-05-12

五叉路あたり

   曇り空。 隣町の駅の近くに「STATIONARY」と看板を掲げた建物があるのを思い出して行ってみた。 建物近くの、十字路+路地の五叉路に架かる歩道橋からなら面白い角度があるのでは? 等々あれこれ想像しながら向かった。 で結局、五叉路の路地への入口と歩道橋がちょっと気になった次第。 「STATIONARY」、今は飲み屋に。

2022-05-11

時計屋さん

   今日のシネマ通り商店街、大半のお店が閉まっていた。 この時計屋さんは通りの最も奥と言ってもよい位置にある。 この界隈は写真を撮りに時折足を運ぶのだけど、通りの途中で引き返すのと奥までとではかかる時間に案外差が出るので、時計屋さんまで来るのは稀。 その分もあるのか、このショー・ウィンドウに飾られた腕時計を眺めるのはけっこう楽しみ。 時計に詳しいわけではなくてモノについてはよくわからないのだけど、ほぼ古い時計ばかりで、SEIKOなども輸出用の手巻きのような風貌のものが並ぶ。 お店には結構なお年の男性がいて、声は大きく身長も高い。 九州出身の祖父も180cmほどだったが、メガネの雰囲気や、顔の骨格が似ているのだろう、周波数という意味での声質もどことなく似ている風。 時計職人としての腕は高くて、どこ製のムーブメントでも手を入れられる。 水曜は休みみたい。 お店が開いているときにまた足を伸ばしてみようか。

2022-05-10

少しずつ夏の気配

   湿度も上がってきて、日差しも強くなってきて、少しだけ夏を感じる空気。 今日の晴れは「貴重な晴れ」なんだそう。 明日から暫くは曇りや雨で、「梅雨が前倒しでやってくるのでは?」との声も聞かれる。 蓮の葉が直径12cmほどになっていて、葉の上には大きな水玉、葉の下に小さな魚のちょっとした群れ。 花が咲くまでにはあと2ヶ月ほどか。

2022-05-09

いつもの階段と

   今日はこの階段を撮ろうと思って向かった。 よく通る、よく行く場所なので、特段この階段をどうこうしようというでもなく。 ここのところ21mmのレンズを付け続けていて、これがLeica M8では35mmで言う28mm相当になるため「客観的な街撮りに丁度よい」のでは? という妄想に駆られているため。 たぶん。 28mm相当と言ってもf=21mmのレンズをクロップしているにすぎないので、「28mm」の、「画面の奥に何かが潜む怪しい世界」・「遠くも近くもないけれどやや遠い世界」にはならず、どうしてもf=21mmのデフォルメ感が漂う。 で、そうした事は二の次で、このUltron 21mmで四隅にほぼ偏色のない「6 Bit Code」をマークできたので、ほぼ邪魔な現象なく撮れるようになり、じゃぁ、「普通に撮ろう」と思ったのが「今日の階段」の始まり。 「客観的に撮ろう」と、この階段はじめ、階段の上にある公園、階段脇のピンク色の古いビル、裏通りの焼肉屋などなど、場所によってはナナメから撮るのも仕方ないと思いつつ、「なるべく正面から撮ろう」とあれこれ街の中の風景を思い浮かべた。 「普通」・「客観的」・「正面」 --- 「普通」ってのはいささか曖昧ながら、「あ!」と感じた風景にそうやって向き合うのは意外と体力やら時間やらズ太さ等々、総合気合が必要に思う。 そもそも撮りたいもの、それにはそうした「記録」的な要素が大事と思いながらも、それをしなかったり・できなかったりな事は多く...。 しばし意識しながら撮ってみよう。
   ...さっそくナナメじゃんか。

2022-05-08

曇り空、F1.8、6 Bit Codes

   曇天。 ちょっと肌寒い。 明日もう少し気温低め? で、明後日からまた気温が上がり始める予報。 ついでに湿度も上がってきているように感じる。 その後、週間天気予報ではずっと曇りと雨の印。 早々に梅雨になってしまうのでは? と、つい思う。 で、せっかくの曇天なので、レンズの絞りを「1.8」に。 このレンズの開放値。 開放でも見た目に十分なシャープネス。 抜けもよくてけっこう心地よい。 こんなに絞りを開けたのは久しぶりで、どこにピントを併せたものか戸惑う。 撮ってみて「ちがうか... 」、「これで」と持ち帰って大きな画面で見ると「あれ?」。 おかしなもので、この手の調整は、海外だとやたら勘が冴えることがある。 というか、そのもっと前は、ファインダーを覗いて露出計の「針」がちょうどよくなるように、ある程度決めておいたシャッター速度で「F値がいくつ」なんて気にせず絞りリングを回し、さっとピントリングに指が移ってピントを合わせてシャッターを押す。 カシャッと機械式のシャッター音が気持ちよく鳴って、同時に頭の中にはネガの濃さとプリントの様子が浮かぶといった風に撮っていた。 けっこう自然に写る。 実際の結果は「思ったように」とかでは無いかもしれない。 でもけっこうしっくり来た。 いつまでも「撮り方」の話をしていても仕方ないと思いつつなのだけど --- 「シャッター速度をある程度」は、だいたい「手ブレしないように」くらいな考えからで、今頃になって思うのは、「これ、普通に目に見える数値に勝手になってうんだろうなぁ」と。 遅くても1/15秒、時々1/8秒とかでも頑張ることもあるにはあるけれど。 で、それに対して「勝手に」決まる絞り値、これも「数通に(自然に)見える」あたりに落ち着くのではないかと。 や、この話には1つズルがあって、「そもそも撮る明るさに合わせてフィルムを増感」したりしている。 意図的に粒子を荒らすためにISO400のフィルムをE.I. 1,600で使ったりもする。 するとさっきのシャッター速度と絞り値の話は根っこから「ナシ」になりそうな...。 .... ま、いいや。 フィルム感度は撮影の基礎体力みたいなものだし...。 さて近年、すっかりデジタル・カメラ依存症なので、撮ってみて背面液晶で確認して微調整するのが常になっている。 シャッター速度や絞り値の決め方がどうの、カメラ・ボディとの相性がとか、レンズ性能が、とかではなくて、自分的には、「フィルムの一発勝負感」の欠落が「しっくり来ない」元凶となっているのだと。 ...自覚はあるんです。 一応。
   さてUltron 21mm F1.8。 そのコントラストが導く不思議な空間はやっぱり面白く、Leica M8にマウントしているのだけど、どうも6 bit codeが今ひとつ決まらないので昨夜またCodeを打ち直した。 先月、再び手にした時にはElmarit-M 21mm F2.8のものを打った。 幾つかのウェブ・サイトでも「これがベスト」と、そのキレイな作例と共に掲載していたが、どうも周辺の補正がキツい。 ので、試しにElmarit-M 21mm F2.8 Asph.のものに変更したところ、もっとキツくなった感あり。 なので、ずっと前に、おぼろげながら打った記憶のあるTri-Elmar-M 16-18-21mm F4の6 bit codeを打った。 これがベストかな。 今日の写真はコレにて。 カメラの電源を入れると「何ミリ?」かを聞いてくる。 前にSuper Wide Heliar 15mm F4.5 VM II/IIIを使っていたときの初期値は「18mm」をよく表示していたけれど、なぜか今回は「21mm」を最初に「これ?」と示してくる。 よくおわかりで...。 ありがたく「SET」ボタンを押して撮影態勢に。 結果としては、この「Tri-Elmar 16-18-21mm F4」の6 bit codeがいちばん良い感じ。 前はずっとコレだったンだろうか。 「ずっと前」、そもそも間違えってTri-ElmarのCodeを打ってしまったと記憶しているが、それが当たりだったっぽい。

2022-05-07

やや冷んやりな朝

   この先の4-5日は、少し気温が低めのよう。 その先はまた「夏日」と言われる日がくるのだろうけど、あとひと月ほどで梅雨になり、また冷える気温の波がきそう。 沖縄は4日に梅雨入りしたらしい。 もうこの時期には「みんな日焼けで真っ黒」と、ずいぶん前に聞いたように思う。 その時の光景、杉の木の皮を指差して「あんなくらい」と。 面食らう場面ではあったが、それから何日かして、じーっと杉の木を見て、「なるほどあり得る」と妙に納得した覚えがある。
   3年前はニュー・ヨークを歩いた。 着いたのは4月のほぼ末で、その前の寄港地は割と温暖なサウス・キャロライナだったこともあり、それほど厚みのないシャツにフリースを羽織ってビルの86階へ。 その寒かったこと。 でも折角だし、入場料もだいぶ高価だったし、夕景・夜景も見たいしで、3時間強ほど粘った。 曇り空が割れて夕日が射し、街は立体的に静かに佇み、86階以上の建物の金具や設置された有料の望遠鏡などは寒い空気を切るかのようにギラリと反射した。 この旅で会ったとあるカメラマン、写真家? は、年齢を重ねた黒人で、大きなピカピカのストロボを付けたプレス・カメラで人を撮るのだという。 長いコロナ禍で安否を心配していたが、ここ数日Facebookに投稿が上がっていた。 結果的に旅のなかで大きな存在感となった出会いであり、小さなスマート・フォンの画面のなかに、あの時のようにカメラを抱え壁に寄りかかって出番を伺う姿を見てほっとする。

2022-05-06

階段うえの本

   「今日はあの公園まで行こう」と昨日決めてあった。 朝は逆方向もいいンじゃないかとも考えたけど、やっぱり「そっち」へ行った。 オイスター・バーの看板を掲げるお店の牡蠣の殻にいっしゅん目をやり、次のお店の店先のブ厚いミントの葉を撮って、次にある服屋の前で白い花のオミナエシのような花を撮り、道を曲がって... 少し先の公園に到着。 昨夜、ひょんなきっかけでネット検索して出てきた、写真家 鬼海弘雄氏の写真集「靴底の減りかた」の、その表紙の写真が「この」街のとある場所であることに小さな驚きを覚えた。 その気分の流れのまま「どこを歩いたのか」、「他にどんなものを撮ったのか」と思いながらもその手がかりは全くないので、イメージまでにも届かないぼんやりした感触を処理しきれずに、色々なものが目についたのが今日の「この」時。 その表紙の場所は撮ったことがある。 でも全く絵にならない場所という思いがある。 表紙の写真はといえば、言ってみれば「あるがまま」に、でも真四角の画面のなかに隙間なく、35mm判で言う35mmくらいのレンズだろうか、無駄なく画面いっぱいに「その場所」の雰囲気を捉えている。 他に思い浮かんだのは、撮り方として写真家 長野重一氏のように28mmという視線も面白いし。 どちらも画面にムダなく、というか、程よくすっぽり収めているというか、撮り慣れている心地よさのようなものが。 その「撮り慣れた」に繋がるのは、鬼海弘雄氏しかり、細江英公氏しかり、森山大道氏しかり、語りだすと止まらないそれぞれの世界観なんだろうと。
   そしてなぜか、公園の近くの階段に見つけた、置きっぱなしの文庫本を撮る自分。 何で?

2022-05-05

きょうの青空

   何年か前、Ultron 21mm F1.8 VMを購入してすぐの頃に、空を大きく入れて長い橋を撮ったことがある。 カラー画像を白黒にし、その時に青の明度を下げると若干ながら赤外写真のような雰囲気になり、コントラストの付き方に面白さを見出してからは、このレンズを付けている時には白黒・カラー問わず明暗差を追いかけることが多くなった。 そうそう思ったような場面があるわけではないけれど、今どきのレンズではここまで明暗差が出るのだろうか? とやや疑問に思う。 光学性能を高めようとするとクセは引っ込む。 カメラの受像センサーの隅々まで平均的に光を当てようとすると、画としてはまったりしてきそうに思える。 程よいシャープネスとコントラスト、それと引き換えに周辺の偏色など使い勝手の落ちる部分はあるのだけれど、「画の主張」する感じは、10年、遠くて20年弱くらい前に設計されたレンズが面白いように感じる。 もしかしたらこの手のレンジ・ファインダー用のレンズ特有の話なのかもしれないけれど。

2022-05-04

街の午後

   午後、気がついたら南風っぽくなっていた。 朝はひんやり。 「コロナ禍」なんて言葉が昔の出来事に思えるような人の出。 「Go To トラベル」キャンペーンでの感染者数の増加は1%程度と聞いたことがある。 「無い」わけではなさそうだけれど、「人の移動」は感染の要素としては低そう。 通勤途中で感染したという話もあるけれど、人数的・頻度的には割合としたら「ほぼ無い」印象。 聞いた話のケースでは、どこで感染だったのか分からないそう。 去年・一昨年の外出自粛、海外での感染者数の多さ、諸々に感じるアンバランスさ、色々不可解。

2022-05-03

冷たい風の日

   ここのところ毎日のように風が冷たいのだけど...。 今日は最高気温21℃の予報で、でも風が吹くと体感温度は15℃くらい? 湿気は少なくて日差しはそれほど強くなく、程よくと多くまでクリアに見える。 まぁでも「5月の連休」って、こうした寒さと空気と日差しの感覚って過去の記憶にもあるなぁ。 きょう、線路脇にテンニンギクが咲き始めてた。

2022-05-02

植え替えの日

   気になっていたジャカランダの植え替えを行った。 鉢はら出したときには思ったよりも根が張っている印象だったが、土を落としてみたらそれほどでもなかった。 暑すぎる夏の影響なのか、そもそもこれくらいなのか、もう少し根が元気でも良さそうなもの。 新しい土は通気が良さそうなので、少し楽になるようには思うのだけど。 今日の植え替え、ここ数日の寒さが悪さしないといいけれど。 そしてついでに、サボテンの鉢にがっしりと根を張ったスミレを移動。 サボテン、一昨年咲いて、それ以後は、というかその前後は花は咲いていない。

2022-05-01

冷たい風と雨の午後

   午後から「普通降り」な雨。 次第に風が出てきて、歩いていると膝から下あたりはしっかり濡れる。 薄手のダウンジャケットでも欲しいくらいの風の冷たさ。
   昨日、とあるアニメの挿入曲が気になって、そこから更に他に映画が気になって、久々にトレイラーをYouTubeで検索した。 もう10年くらい前になるか、そのインパクトから今でも時々思い返す、早稲田松竹で観た"In the Valley of Elah"という映画