2021-05-01

駅のベンチ

   Ultra Wide Heliar 12mm F5.6 Ver. III E-mount にて。 さすがにSony Alphaに最適化してあるだけあって、画像はすっきりして周辺の色被りも少なく、そこは後処理が不要なくらい素直と言えば素直。 ただ、画に厚みを持たせるために加工したくなるのがちょっと大変。 Ver. II (VMマウント) では、ドンと落ちる周辺光量を持ち上げ、周辺の色被りと全体に乗る青みを少し調整するのがちょっと大変。 この Ver. II のVMマウント版では、Leica M8でも6 bit codeも施さず、フィルターも普通のUVのほうが十分にきれいな画が出てくる。 おそらくVer. III もそのあたりは同様なのだろう。
   推測だけどVer. III のVMも、Sony Alphaでは E-mount版よりも周辺の色被りが出そうに思える。 もしかしたらVer. III VM版の方が画の芯が、よりしっかり描かれそうな気もする。 んー、Ver. II と Ver. III、VMマウント版かE-mount版か、一長一短?
   Super Wide Heliar 15mmは、Ver. II ではベッタリ乗ってくる色被りと周辺光量落ち、画面中心のどことない甘さがあったが、Ver. III では見事に解消*。 U.W.H. 12mm Ver. III と同様に画像全体にやんわり感は感じるものの、コントラストの乗った、階調豊かな画を作れる。 その感触と比較すると、U.W.H. 12mm Ver. III はもうちょっと力強さがほしいところ。 VMマウント版だとそれに近い描写なのだろうか...。 そして、15mmは画角を狭く感じたため手放してしまったが、いま思うのは、狭いけど使い勝手のよい 15mm Ver. III VMマウントと、画ヂカラは弱めだけど広い 12mm Ver. IIIのE-mount版の2本持ちっていうのも悪くないかも。 10mmは広すぎるかな。
    *Leica M8 ではTri-Elmar の 6 bit code が有用だった。