新型コロナ禍のため外出の機会が減り、元々それほどなかった外食の機会は更に減り、「お冷」にお目にかかる機会はすごく少ない。 今まで以上に、水と氷とグラスの水滴の存在感が。
Nokton Classic 35mm F1.4 MC II VM が調整から戻って初めてSony A7Sで撮った。 以前はベタっとした印象だったが、ややキレ感のある画になっていた。 Leica M8では逆にまったりした印象なのだけど、ずいぶんとカメラで印象が変わるものだとちょと困惑。 Sony A7S、F4くらいだっと思うが、明るい場所でオーバー目の露出で、10m程度のピント位置では手前でハロ(フレア?)っぽくなっていた。 所謂「適正露出」の範囲では特にそうした事は気にならなかった。 少し気になったのは開放でのボケで、ちょっと輪郭の線を強く感じる。 これが「オーバー・コレクション」気味の傾向?
このレンズ、そもそもが「Classic」を売りにしているレンズで、Classicなレンズ構成に「異常部分分散カラス」というのを使って最低限の現代的な光学補正が施されているらしい。 何らかの収差やらが出ることも「売り」のひとつと思うと、気になる諸々はある程度楽しむべきところ。 「諸々」気になると言っても特にそれが悪いわけではなく、今回またNokton Classic 35mm の異なる性質を見たようで、心地よい軽い困惑と、次にシャッターを切るときへの期待が湧く。