路地にあるもの
ちょっと散歩。 暑いので路地裏へ。 ここは以前、1年弱ほど通っていた整骨院への入口がある通りで、中華料理のいい匂いを嗅ぎ、「太幸苑」の看板を見ながら路地の反対側の建物に入っていった「いつもの動作」にちょっと懐かしさを覚える。
このあたりは、かつての米駐留軍の基地のメイン・ゲートにも近く、やや不思議な空気を醸す飲み屋もちらほらあったのだけど、今日もそうしたお店が2軒なくなって空き地になっていたのを見た。 「太幸苑」の路地の更に奥まった場所だったので、先の「懐かしさ」を覚える範囲ではないのだけど、今日は何かを確かめるかのように勝手にそちらに足が向いた。 予感のような感触だったけれど、「それがない」と路地の空気も違って感じられるのが不思議。