2020-02-25
Voigtländer Ultra Wide Heliar 12mm F5.6 Asph. VM II
Leica M8にとって、超広角レンズでありながら周辺の色かぶりが殆どない貴重なレンズ。 設定は「レンズ検出」はOFFで、レンズ・フィルターもごく普通のプロテクターやUVで問題ない。 F11くらいまで絞り込めば画面中心部と周辺との明暗差も縮まって、別段、特異なレンズを使っているという風でもない。 知人は「カミソリのようなキレ」と言っていたが、自分で使ってみた感じではそこ迄ではない感じ。 ながら、他社レンズと比較すると画像の甘さといったものはなく使いやすい。 相まってその小さが故に持ち歩きは極めて軽快。
昨年11月だったか、この次代であるVer.IIIが製造終了となった。 製造元コシナのこれ迄の、旧製品から新製品への切り替え期間の傾向からすると、この4月頃にはVer.IVが発表されるのではないかと期待がある。 Ver.IIIの購入を見送ったのはレンズ・フィルターが使えないためだった。 最近、Nokton 35mm F1.2 VM IIがリニューアルされVer.IIIとなり、コシナのウェブサイトに「定評ある光学性能はそのままに、全長は約20%減の50.5mm、重量は約30%減の332gとコンパクト化を実現。」とある。 同様にUltra Wide Heliar 12mmも、若干の小型化と、レンズ保護フィルターの装着が可能な状態でリニューアルされると嬉しいところ。