2015-06-09

特色


   街の顔だったビルが取り壊されるらしい。
   「顔」と言っても目立っていたわけではない。 このビル、都市開発の時に商店街の主人が集まって一同に、そして各店の個性そのままに商売できる場所という事で企画されたと聞いている。

   昨年末、大きな開発の流れではなく、ごく日常的な流れといった風に老舗レストランがなくなり、その前には古くからのデパートが1軒なくなった。 今年に入りやはり駅にほど近い、店構えは今風だったが「洋品店」と言った風のお店がなくなり。 街の「代替わり」を思わせる現象がぽつぽつ見られる。
それはおそらく、この街だけではないのだろう。

   レストラン、そしてその並びにあった「紙屋」・「八百屋」・「クリーニング店」のあった場所に建つのは専門学校なのだそうだ。