2015-04-13

Laser Amorphous Head


   1985年頃発売のSonyのカセットデッキ、TC-K555ES IIに搭載されていたヘッド。
   この素材は軟らかく、音質は透明度と解像度が高い上質なものだった。 しかしこのヘッド、メーカー曰く「耐久時間はおよそ200時間です」と。 録音に神経注ぎ、音楽に聴き入ったらあっという間に過ぎてしまう時間だ。
   結局、修理以後、そして次の後継機種以後は高耐久のヘッドが採用されるようになった。 音を聴いた印象では、ヘッドに足された硬さは素材の変更というより、「レーザー・アモルファス」に混ぜ物をした感じ。 僅かながら音の伸びが損なわれ、全体的にコチコチで痩せた音場となった。
   それはさておきこの「L.A.ヘッド」は、実に瑞々しい贅沢な音を奏でてくれた。