おおけやき
以前住んでいたあたり。 この大ケヤキの木はご神木といった存在なのだろう。 かつては八幡神社があったと立て看板があるのだが、今はその面影はほとんどない。
この大ケヤキの下には、獅子舞の様々な道具を仕舞う倉庫がある。 鳥の羽をあしらった立派な獅子の面はなかなか迫力がある。 地元の夏祭りでは近所の諏訪神社で舞いが納められ、その前夜祭ではこの大ケヤキの隣の公民館で獅子舞が行われる。
その夕方から、公民館では近くの主婦が集まって料理し、町内の役員はじめ馴染みの面々が酒を酌み交わしながら夕飯に話をはずませる。 写真を撮っていたら「まぁいいじゃないですか」と町会長さんに誘われて同席させて頂いた事があるのだが、鎮守様のもとにある生活といった雰囲気が、よく印象に残っている。