若葉風?
立夏の少し前からやや強めの風の吹く日が多い。 5月の連休頃にはよく冷たい風の吹く記憶があって、季節の初め頃に吹く風を「初風」というらしいのだけど、なんとなくその言葉は「今」にはしっくり来ず。 かと言って「若葉風」もちょっと違う気も。 七十二候では「蛙始鳴」(かわずはじめてなく)だそうで、これもなんだか合わない。 最近よく聞くのは、ツバメとシジュウカラの鳴き声。 昨日、人通りの少ない場所に積まれた岩の合間からヒナの鳴き声が聞こえてきて、何だろう? と思ったら暫くして親鳥らしいシジュウカラが。 普段なら人影を見たらすぐに枝を渡りながら離れてゆくのに一定の範囲から離れようとしない。 何かを気にかけつつ警戒しているような姿に、「親鳥か」と結びついた次第。 七十二候を真似て「夏鳥、ヒナかえる頃」と思いつつ、言葉が見つからぬまま「若葉風」+「?」。 ちなみに、七十二候で5月9日頃は「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」だそう。