曇天の
永く使うことになるはずだった Summicron-M 35mm F2 Asph. 4th。 残念ながらこの個体が手元にあったのは約58時間という短さ。 中古で手に入れたもので、ピント位置の(距離計との)ズレや、画のなかでピントが合っている箇所が見いだせないなどの症状があった。 高い解像度を特徴とすると言われるSummicron感はなく、販売店からは「調整します」との申し出もあったのだが、個体の基本的なところに違和感があったこともあり早々に手放す事になった。
馴染む「35mm」のレンズがなかなか無く、今回は思い切って求めたSummicronだったこともあって、あまりのがっかり度から気が抜けてしまった。
中古では時にあり得る話ではあるのだが、それにしても...、だった。
あらためて、「やっぱり『35mm』はVoigtlanderのColor-Skopar 35mm F2.5-Cがあれば十分かも」と思った次第。