ぺんぺん草
アブラナ科ナズナ属とのこと。
このハート型の種の、茎への付け根付近を軽く引っ張り薄い皮のみで繋がるぶらぶら状態にする。 幾つかの種をそうしてぶらぶらにし、茎の根元に近い方を人差し指と親指などで持ってくるくると回すと、種子部分が互いに当たって「ペンペン」と音がする。 言ってみれば極小デンデン太鼓。
これがこの「通称」の由来だと思っていたが、インターネット上に見つかる情報には、三味線のバチに似ていたところから、三味線の音を模して「ぺんぺん」と言われるようになったとの説や、夏に無くなるから「なづな」あどの説もある。
有史以前に麦栽培と共に日本に入ってきた帰化植物とも言われるようだが、ナズナと言えば「春の七草」とうほど日本には馴染んでいる。 これまでもたくさん「ぺんぺん草」は見てきたが、小さな花をよく見たのは今日が初。 マクロ・レンズなんて持ってたら面白いンだろうなぁと思った瞬間。