2014-12-19

小さな公園にて


   日の出は6:45、日の入りは16:30。 夕方、と思っているとあっという間に暗くなっている。
   今年は北陸、上越、奥羽で例年を大きく超える積雪が、名古屋でも、そして四国でも20〜50cmという積雪、北海道でも例年よりも早い雪となる、寒い12月となった。
   地球温暖化が騒がれ数年が経ち、それが嘘だったと2009年12月に英国BBCが報道してからも時間が経っている。 多くの人は地球の温暖化を信じている今だが、実際はどうなのか?、この先にはどのような着地点があるのだろうか? 地球物理学者の間では、地球は今「寒冷化」に向かっていて、早ければ2015年には現象が現れ始めるという説もあるのだという。 ゴミの仕分けや節電に心がけつつの日常、何とも複雑な心持ち。
   つい数日前は、「日本はCO2削減率を出さない」と、国際的な場で発表があった。 これも、CO2を削減させることはその国のエネルギー消費を抑えさせる意味があり、特定の国や地域の衰退を目しての動きだという話もある。 ならば答えを出さないという答えもアリなのかもしれない。
   こうして聞いていると、「正論」も「異論」も、どちらも本当な気がするし、どちらも眉唾な気がしてくる。 面白い事にどちらも科学的な根拠が存在する。
   刑事物ドラマでは、「そのことで得をする人がいますね」とか、「動機ってやつを徹底的に調べるとね」というセリフがよく出てくる。 犯人探しではないのだが、ある意味そうしたアプローチは、利害関係という視点から問題点が浮き彫りになる事がある。 温暖化や再生エネルギーや、原発の運転再開など、一見クリーンな「環境」の世界も、案外こうしたアプローチを充てると違ったものが見えてくるのかもしれない。

   とりあえず、目の前まで来ている冬至とクリスマスという、天文的なワクワク感と、街中が電飾で彩られるワクワク感を楽しむのがよいかと。